超指向性超音波スピーカー

可聴音を人間に聞こえない音波に変換し、直線に音を飛ばすことができるスピーカー。 人間の頭や壁など障害物に超音波が衝突するすることで、可聴音に変化し音として聞こえる仕組みだ。 特長として、距離に関係なく音が一定に聞こえる点と十数メートル以内であれば、数メートルの範囲内にとか音が聞こえない点である。 また、壁に向けることで壁にスピーカーが設置できない場所から音を出現させることもできる。

ウィークポイントは、小型化が難しい点、音量が一定以上上げられない点、雑踏の中では認識しずらい点が挙げられる。 現在は、数キロ先まで音が飛ぶ軍事用から数メートル内での使用に適した商用が開発されている。 販売されている商用スピーカーは、主に美術館、博物館などの静かな展示場で利用されることが多い。

超指向性超音波スピーカーのテクノロジーは、音が直接出せるスピーカーの一般常識とは異なるため、 体感されていない一般の方には理解されず、普及には段階が必要な商品化もしれない。

実勢販売価格は、実験レベル的な数万円から商用20万円から百万円以上まで様々だ。

株式会社プロジェクトケー
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